ドイツは寒いですが、街にはクリスマスマーケット☆が広がり、毎日にぎわっています(*´∀`*)
夏の出来事になってしまいますが、ドイツのドュッセルドルフ近郊で行われた、国際コンクールを受けに行ってきました。
今回受けたコンクールは、1ラウンドのみのフリープログラム。私はフランスの作曲家、アンリ・デュティユーのピアノソナタを弾いてきました。
日本でも、そして留学してからも色々なコンクールに挑戦してきましたが、日本とヨーロッパとでは、コンクールのスパンややり方、そして評価される演奏など、様々な点で異なっています。
基本的にヨーロッパでは短いスパンでコンクールが開催され、演奏時間も長め。そして何より、度肝をぬかれるくらい圧倒される演奏や、「もう1度聴きたい!」と思わせるような面白い演奏が評価されることが多いような気がします。
しかし、自分の実力だけではどうにもならない、"大人の裏事情"が多々あるのも事実。
だから、自分の思う結果にならなくても決して卑屈にならず、そしてたまに運が巡ってきたとしても決して偉ぶったりせず、とにかく良い音楽を求めて精進していくしかないのだと、今では気持ちよく考えることが出来るようになりました。
今回のコンクールでは、たまたまラッキーにも1位を頂くことができ、自分の音楽を認めてもらえたことに喜びと、こうしてコンクールを受けてまた1つ大事な経験が出来たことに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。